2008.11.10 Monday
リシェル〜高橋手帳
Web上で「A6 バーチカル」で検索すると、能率のキャレルがよく引っかかります。 これは、日経WOMANと能率が働く女の人をターゲットに共同で開発した手帳です。 別に男性が持ってもいいかと思います。 舶来では、クオバディスのビジネスですね。これも人気があると思います。 僕が使ってるのは、高橋のリシェル。 2008年版のバーチカルは平日重視型の3と、土日均等型の5がありました。 なんとなく土日均等型にしましたが、正解でした。 というのも、土日の予定は1つか2つなんですが、何時の電車に乗るとか、どことどこの店に寄るのは必須だとか、平日の予定には必要のない情報を書き加えるスペースが重宝しました。 カバーは合成で、まあ持って持てんこともないですが、革をこよなく愛する僕はカバーをオーダーしました。愛しいです、はい。 リシェルとキャレルの比較では、自己実現寺さんの記事が有名?ていうか、よく引っかかると思います。 よく分析されていますので、手帳の比較はおまかせするとして、リシェルの紙のレビューをしておこうと思います。 ここ最近、万年筆を始めとする筆記具ブームで、紙も注目を浴びています。 書くもんがあっても書かれるもんがないとあかんし、書かれるもんがあっても書くもんがなかったら包むもんになるし。お互い持ちつ持たれつ、互いに尊重し合って切磋琢磨して。 ということでノートやレポートパッドは当然として、手帳の紙もいいものが求められます。 いい紙とは個人差がありますが、僕は筆記具のすべりが適度によく、にじまず裏抜けせず、ざっくりとはこんな風に思っています。 回りくどいですね。 リシェルの、ていうか高橋手帳全般なんでしょうか、いい紙ですよ。 書きやすいしにじまないし、万年筆でも裏抜けしない。 一例をお見せしましょう。 上の細い字は、ペン先Fで書いたものです。下がMサイズ(いずれも国産万年筆) 下の字は筆鉛筆(10B)です。 裏を見てみましょう。左側ページです。 きっちり止まってます。すばらしいです。書くことに喜びを感じます。 ただし、シェーファーのFニブの万年筆でシェーファーのBBのインクで書くと抜けます。 確かにインクフローが良すぎるペンなのですが、シェーファーのBBは抜けるだと思います。 石原の10年日記でも抜けました。他のインクは止まってたのに。 まあ、少しは相性もあるでしょうが、たいがいのインクは止まると思います。 他の手帳は試し書きしたことないのでどうこう言えませんが、高橋のはイイ! 紙が気に入り、手帳としてのレイアウトや機能も気に入ったので、2009年版もリシェル(土日均等型)で決まりです。 今年からオレンジカバーの10が仲間入りしました。 リシェルの中では3の深い緑が好きなんですが中味は平日重視。 革カバーあるのに、なんで既成のカバー気にしてるかって? 文庫本カバー、もしくはA6ノートカバーにしようかな、と。 ただ、10のは年号入ってるし、5のはワンポイントの金色金具が気に入らないんですよね。 ま、別に大きな問題でもないし、ヨシとしましょうか。 おっと。ダイアリーは3月まであると思ってたら12月までか。 3月までは月間ブロックだけ。それじゃあ、そろそろ買ってもいいかな。 どこか小さな本屋さんで買ってあげたいなぁ。 (今年版は、ダイエー碑文谷店に入ってる本屋さんで買いました) |